1952-06-28 第13回国会 衆議院 人事委員会 第22号
○坂口主税君 私簡單に一箇所だけの請願を御説明して御採択願いたいと思います。熊本県荒尾市の地域給の現在三級でありますのを四級に引上げていただきたい、こういう趣旨であります。熊本県の荒尾市は、普通三池炭鉱、三池炭田の中に含まれておりますところの工業都市でありまして、福岡県の大牟田市と一体をなしておる土地であります。そういう三池炭田を基盤としてできた都市でございますので、すべての事情が同一であるというふうになつております
○坂口主税君 私簡單に一箇所だけの請願を御説明して御採択願いたいと思います。熊本県荒尾市の地域給の現在三級でありますのを四級に引上げていただきたい、こういう趣旨であります。熊本県の荒尾市は、普通三池炭鉱、三池炭田の中に含まれておりますところの工業都市でありまして、福岡県の大牟田市と一体をなしておる土地であります。そういう三池炭田を基盤としてできた都市でございますので、すべての事情が同一であるというふうになつております
○坂口委員 私も前各委員が御希望になつたのと同じ希望を持つております。しかし今日御出席になつておる方にそういうことを希望しましても、非常にけつこうですけれども、なかなか実現は困難であろうと思います。かりにこの案で行きまして、第一のことですが、ほかのは大したことはないのですが、五百円を上げた。それから中山さんが希望されました三千円というようなことで行きますと、今の未復員者給與法の適用を受けておるものについて
○坂口主税君 本請願の趣旨を一口に申しますと、熊本県荒尾市は、現在甲地二割の地域給を受けておりますが、結局福岡県の隣接大牟田市と同一の待遇を受けたい、現在は同一でございますが、それを変更されぬように、大牟田市以上でもなく以下でもない、こういうことをお願いいたしたいのであります。これは県が違いますけれども大牟田市と荒尾市は一体をなしておりまして、いわゆる三池炭鉱は現在四つでありまして、その二つは大牟田市
○坂口委員 ではなるべく近い機会に、なるべく詳しくお願いいたします。
○坂口委員 今のことはそれでわかりましたが、しかし相当に詳しいことは、ドイツの国の実情に沿うて——あなたの言われたように、ノミナルな価格でそのまま支払われたということは、それはあるいはそうかもしれぬ。しかしドイツが負担した全体の額、あるいはまた戦後どれだけの期間でそれを払つたかというようなことは十分御研究になつておるはずだと思うのですが、そういう点も今わかりませんか。
○坂口委員 これはまあ條約のことになりますが、今度のイタリアの講和條約は、実際どういう始末になつたか。たとえばどれだけの在外資産というものに対して、どういう方法でどれだけ支払つたか。これはあるいはまだおわかりになつておらぬかもしれないと思いますが、少くとも第一次大戦のベルサイユ條約の際のドイツに対する支払い方法、ドイツ国の負担、そういつたものは多分おわかりになつていると思いますが、そういう点をおわかりになつているだけ
○坂口委員 私は民主党を代表しまして、ただいま上程せられております食糧管理法の一部を改正する法律案外一件に反対いたすものであります。 本件につきましては、先般来十分質疑等もいたしているのでありまして、問題の論点はことごとくわかつているのであります。また特にその結論といたしまして、私ども修正意見を先ほど提出いたしましたから、あらためてここに詳しく申し上げる必要はないと思います。 要するに、この法案自体
○坂口委員 ただいま御答弁の遺族に関する分でありますが、私は初めはそういうふうに考えておりましたけれども、もうだんだん関係方面でもずつと認識を深められて来た。この前決議いたしました内容くらいのものは、十分やろうとすればできるというふうに私どもは確信を持つて決議をしたわけです。非常に抽象的で、三年前も四年前も同じようなお答えでございます。あるいはお答えにくいことも想像いたしますけれども、しかしもう少しご
○坂口委員 私の結論を言いますと、われわれの共同の方を採択していただきたいと思うのであります。この中には、もちろん非常に大事な部分をついている。これは両方同じでありますが——今まで四回くらい決議いたしました中で、やはり帰還ということについて強く要請しているけれども、また同時に、留守家族、遺族の援護、これを私どもは絶えず考えている。決議としましては、この方がやはり体をなしているし、よろしかろうと思います
○坂口委員 私は、今年の引揚げも、大体の見通しとしましては、もう最後に近づいておると思います。今までにたしか四度こういう同じような決議案を出しております。参衆両院同じような意思において、あるいは同じような形式において、力強く決議をしようということで従来は進んでおる。私どもは、今回もやはり同じような意味において、互いに話合つてそうして同じようなものを出すということが、最も力強い国会の意思を表明するゆえんであるが
○坂口委員 私はこの能率的の集荷ということにつきましては、他に研究すればある。ことにこの集荷を能率的に完全にやるということは、先ほどからたびたび各委員がお話になりましたように、農民の心からの協力というものがなくてはできない。法をもつていかにこれを網しようといたしましても、できないものはできないのであります。そこに私は法律の威嚴もないし、政治もないと思う。この点につきまして、私ははなはだお考えを遺憾に
○坂口委員 それに基いておやりになつたということはわかつておりますが、これよりほかに選ぶ方法がなかつたかということであります。それをお聞きしたい。
○坂口委員 私は簡單に質問いたします。長い間、しかもほとんど全委員が納得の行かない、また全国の農民の納得の行かないこういう改正法案、これについていまさらいろいろ申し上げましても、同じことを繰返すことになると思います。しかしよく経済安定九原則の趣旨によつてこれをおやりになつたということを申されるのでございますが、あの趣旨はきわめて抽象的でございまして、主要食糧の能率的集荷というようなことを政府の責任でやればよろしい
○坂口委員 それにつきまして非常にお骨折りいただきまして感謝しておりますが、私は最初からこの委員会に二年ばかり関係しておりまして、あらゆるわれわれの智惠をしぼつてこの引揚げの促進に努力して参りましたが、まだ御承知のような状況ではなはだ残念でありますが、それにつきまして私どもの真劍な態度、熱意というものはもちろん必要でありまして、先ほどもお話しの通り熱意のほとばしるあまりにいろいろな話の行き違いもあるようでございますが
○坂口委員 今の新しい議題に入るのかどうかわかりませんが、私は委員会に一、二回都合で出ませんでしたので、前後のことがわからぬためにお聞きするわけでございますが、昨日各党代表がおいでくださつたのはおそらくこの前に各党首がそろつてわれわれの委員会の意思によつて行つていただいたものであると思いますが、そうでございますか。
○坂口委員 本請願の要旨は、現下地方自治行政の円滑なる運営を期するため、任意かつ地方的に町村会議長会議を開催しつつあるが、かかる現状にあつては不便を感ずる点が多く、所期の目的を達することができない、ついては全國町村会議長会議を法制化されたいというのであります。御採択をお願いいたします。
○坂口委員 教養の問題についてちよつとお伺いしたいと思うのですが、私はこの夏の間に福岡管区の警察学校を視察いたしました。最近また警察大学というものを拜見しておるのですが、福岡管区の学校は大体計画的に行つておるように見受けましたけれども、警察の大学の方は、とうも必要な人員を十分に教養ができないというような状態にありはせぬかと思う。時間がありませんでしたから、ゆつくり伺えませんでしたけれども、もちろん財政
○坂口委員 第二條の方の関係のものは、必ずしもこの際おやりにならなくもいい、あまりそのことは潔癖に考えられる必要はないと思う。いろいろ選挙はあるかもしれぬが、衆議院議員の選挙については、この間できたあれでこの次の総選挙からやるということにしてあるので、ほかのものは從來通りでおやりになつたつて大したことはないと私は考えるのであるが、御見解はどうであるか。 それから第三條で、管理委員の任期を二年とされた
○坂口委員 小委員会は警察に関する小委員会、消防に関する小委員会、地方財政に関する小委員会及び地方自治に関する小委員会と、この四つを設置されんことを希望します。
○坂口主税君 ただいま一括議題となりました日程第二百十七ないし第二百三十八の請願に関する治安及び地方制度委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。 これらの請願は、去る二月二十三日、本委員会に付託せられ、六月一日、三日、並びに七月四日の三回にわたつて審議した三十六件の請願中の分であります。これを内容的に分類いたしますと、六・三制並びに新警察制度実施のための地方財政に関するものが最も多く
○坂口委員 本件は中島茂喜君ほか四名の紹介と、小松勇次君ほか一名請願にかかるものであります。前者は九州各縣の市会議長全員の合同請願にかかるものであります。要旨はこの請願の題名だけで皆さん御了察ができると思いますが、結局自治体が新しい警察制度と消防制度の実施によつて、地方財政の裏づけがないというために非常に困つておる。從つて自治体町村並びに消防署の経費については、前に採択になりました六・三制など学制改正
○坂口委員 本件の紹介議員は中島茂喜君、田中松君、平井義一君、川越博君、川野芳滿君でありますが、私代つて請願の趣旨を申し上げます。地方自治法の実施に伴なつて行政面では市の自主性は一応確立された感があるが、その裏づけである財政面すなわち税制は依然として中央集権的であつて、地方分権の民主憲法の理念にもどるきらいがあり、これを改革しなくては眞の自主的行政の意味をなさないこととなる。よつてさきに地方財政委員会
○坂口委員長代理 異議なしと認め、これにて、警察官等職務執行法案は修正議決された。 本日はこれにて散会する。 午後四時二十分散会
○坂口委員長代理 異議なしと認め修正案を可決する。さらに修正部分を除く原案に対し異議ないか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○坂口委員長代理 休憩前に引続き開会する。 警察官等職務執行法案を議題に供し、右案に関する各派共同提案の修正案(報告書参照)を朗読し、討論を省略し採決する。修正案に異議ないか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○坂口委員長代理 ちよつと今の質疑を打切りまして、大藏大臣が参りましたから、地方財政の問題について質疑を続行いたします。門司亮君。
○坂口委員長代理 ちよつと申し上げておきますが、地方財政の関係政府委員が來ますまで本法案について質疑をやりますから、もし地方財政の関係政府委員が來ましたならば、それで打切ることに御承知を願いたいと思います。
○坂口委員 本案はすでに討議を盡しまして、修正については理事会に一任されたというような関係もありますので、われわれ一致の修正案でありますから、討論を省略しまして、このまま採決せられんことを望みます。
○坂口委員 一言意見を申し上げます。新しい憲法になりまして、一番大きな改革の一つは、地方自治というものについてであります。地方分権ということが、從來の日本の國の建前からしまして、最も顯著なことであると考えるのであります。從いまして新しい日本の國民としては、この地方の自主化あるいは民主化ということにつきまして、非常なる期待をもつておるわけであります。しかるに今回地方制度の方は清々整備いたしましたが、その
○坂口委員 附則について質問いたしたいと思います。「この法律施行の際現に風俗営業を営む者は、この法律施行の日から三十日の間は、第二條の規定による許可を受けたものとみなす」というのがございますが、これにつきまして一昨日松澤委員から意見が出ております。私も大体その方に賛成するのであります。十二月に命令が廃止されまして、その後半年の間はこういうものに関する何らの根拠法もなかつたのであります。これは一面から
○坂口委員 海上保安廰もいよいよ御開廰になつたようでありまして、御同慶にたえない。私はこの前に、あるいは御説明を聽き落したかもしれぬと思いますけれども、いよいよ開廰になりまして、こういうふうに全國の海岸に非常にたくさんの役所ができ、また相当の人員、また厖大なる費用によつて、できるだけの海上保安を期せられるということになつておるのでございますが、大体仕事の内容、あるいはまたその開始の方からいたしまして
○坂口委員 最初の問題をもう少し具体的に詳しく、およその金額、その他地方財政に対する、要するに暫定措置でどれだけの救済ができるか、あるいはどれだけの不便があるかということをもう少し詳しくお願いしたい。それから醸造権の問題も、非常に困難があると言われるが、どういう一体困難があるのでありますか。地方財政を解決しなくては地方制度はいけないわけでありますから、結局地方制度はこの画期的な場合に、この際にやらなくては
○坂口委員 先ほど松澤委員からお話があつたと思いますが、前年度中に解決さるべきところのものが、私どもが心配した通りに、やはり新年度にもち越されて、未だに重要なる問題が御解決になつていないということは、はなはだ遺憾であります。もちろん國の財政の状況、あるいはまた政変等を考えてみますと、地方財政委員会に多くを要望し期待することが酷であるということは十分わかります。御苦心は察しておりますけれども、しかし、